”将来結婚して子どもが欲しいと思ったときに、産めない年齢になってしまうのを避けたいと思ったことだ。”
確かに。
女性の方がタイムリミットを意識しているというのはかなりあります。
結婚相談所でもマッチングアプリでも、同級生同士でカップルになった場合とかでも、それは同じだと思います。何か結婚の最終的なGOサインの前に男は尻ごみしたり、そこまで焦ってない感を出されて女性の方が萎えるもしくは激怒する……なんていう話を私の周りでもよく聞きます。うちの夫も私に急かされなかったらあと1~2年は結婚を見送っていたと思います。笑
実際に40代で不妊治療を始めたお友達の話は、もう涙無しには聞けないです。
キツい薬を飲んだり、ホルモン剤を注射したりと、女性にできる様々なことが男性には殆ど無いのだとか。苦しい思いをするのは女性の方が圧倒的に多くて、お金もかかるし……。
そのお友達はすごくポジティブな方なので、まさか自分がこんなに苦しい思いをする時がくるとは思っていなかった、と仰っていました。それほどまでに不妊治療はしんどいものなのです。
”行動して、そこで結婚ができたら儲けもの。仮にいい人が現れなくても、婚活にチャレンジしたことで何もしなかったよりも諦めがつくのではと考えたのだそうだ。”
もちろん、相談所では良い人に巡り合えるよう尽力します!!
ですが、入会の決め手として「何もしないよりも諦めがつく」と最後の砦として決めて下さるのもありかなと思います。
”しかし、なぜか丸山さんに対しては思っていることが素直に言えた。”
これ、すっごく大事ですよね。
幼い頃は私も、少女漫画みたいに一目惚れでドキドキして会話もままならないような相手と結婚するんだと思っていましたが、そんな相手と付き合っても私は上手くいきませんでした。もちろん夫は、何でも話せる相手です。
もちろん「自分のタイプ」というものがあるので、私には何でも話せる相手の夫が合っていましたが、常にドキドキさせてくれる相手でないと!!と思う方もいらっしゃるでしょう。
常にドキドキさせてくれて、且つフィーリングの合う相手がいれば良いですよね。
自分に合った相手を見極めることが婚活の何よりも正攻法だと思います。
”自分をどの程度、人に開示するか。どこまでお互いに立ち入るか。それは人によってかなり程度に違いがあるところだ。”
なるほど。
人による違いは確かにありますね。
この三浦さんは、結婚相談所というタイムリミットのある制度が合っていなかったのかもしれないと私は思いました。タイムリミットなどなく、ゆるやかな交際を続けて、何年か経っていろんな一面を無理なく見られて、あぁそろそろ結婚するのかななんて思える時に満を持してプロポーズされていたら、大丈夫だったんじゃないかな、と。
しかし、このタイムリミットがあるから盛り上がった良いタイミングで結婚に漕ぎ付けられる、というメリットもあるわけで。
やはり、ここで思いとどまったということは、三浦さんにとっての運命のお相手ではなかった、ということに尽きるのかもしれません。
何しろ私は、自分が話したい派なので、出会った当初から新婚の頃まで、夫との会話で9割は私が話していました(それを会話と言って良いのか?^^;)
今では子どものことや病院のこと、結婚相談所のことなど、お互いに話す内容が増えたり減ったりしたので夫も4割くらいは話すようになったと思うのですが。
でも、婚活は数打ちゃ……なところもあると思うので、
結婚する!絶対したい!!
という気持ちがあるかどうか、というところも大きいのではないかな、と思います。
三浦さんは、そこまで結婚を絶対にしなきゃいけないもの、とも思っていらっしゃらないのではないでしょうか。
もちろん、それで良いんです!!
結婚する、しないの自由、子どもを持つ、もたないの自由は確立されています!!
”望む結果は得られなかったが、思い切って動いたからこそ、結婚に対して身軽になったと笑顔で振り返る三浦さん。”
これは良い変化ですね。
次の出会いや、良いなと思った方との関係性の作り方に良い影響を与えているな、と思います。
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