『婚活疲労症候群』から婚活に疲れたときにすること

『婚活疲労症候群 なんでこんなにツライのか?』 (マガジンハウス 2012/5/1 高村 恵)からの最後のトピックとして、婚活に疲れてしまったときにすることの紹介です。
これまでのお話のように極力婚活疲れを引き起こさないように婚活を進めていくことが望ましいですが、それでも疲れてしまったときにそこからどうしたら良いかの参考にしてください。

身の回りの物質的なものを変える

婚活を始めてすぐに自分の理想とする方にお会いすることが出来る方もいれば、希望通りの方と出会って結婚するまでに時間がかかる方もいます。双方のタイミングも絡むため婚活をしていてもお見合いや交際になかなか発展しないこともあります。そんな時に辛抱強く待つのも一つの手ではありますが、ずっと同じことをしていてうまくいかないと自分はダメなんじゃないかと落ち込んでしまう原因になります。

ここで気持ちを切り替えることが出来れば良いのですが、気持ちというものは実態がないのでなかなか自分の思った通りには動いてくれません。そこでまずは身の回りの物質的なものから変えてみることをお勧めします。

服装や持ち物、あるいは普段の食事や日用品の種類などは簡単に変えることができるでしょうか。ほかにも髪形を変えてみたりするのも気分転換には効果的です。本のなかでも婚活で行き詰まったときに衣料品を全て変えた方の例が紹介されています。結婚相談所 アングレカムでも「婚活leep」という、男性専門の婚活用のファッションのレンタルを出来るサービスと提携していますので、こういったものを利用するのも一つの手でしょう。

婚活以外の活動をする

婚活中は婚活中心の生活をするということが大前提です。お見合いやマッチングの相手を探したり、婚活パーティーに参加したりとそれなりに時間を費やす必要があります。なので基本的には婚活中は「婚活」をするべきですが、婚活疲れになってしまったときは自身の婚活中心の生活を見直すのも有効な方法でしょう。上手くいっているときは問題ありませんが、うまくいかなくなっても婚活一辺倒の生活をしていてはずるずるとドツボにはまってしまいます。

すぐにでも結婚したいのに婚活以外の活動をしている暇はない!と思う方もいるかもしれません。しかし、婚活以外の活動といっても直接婚活に結びつかないだけで結果的には婚活において有利に働くこともあります。例えばサークルや習い事をすることで新しい人間関係を築くことができてそこから良い人を紹介してくれることがあるかもしれません。または新しい趣味を作ったらそれがきっかけで婚活で知り合った方と交際に発展するかもしれません。このように必ずしも遠回りになるわけではないので、どうしても疲れてしまったというときは他のことに目を向けてみましょう。

幸せな結婚とは自分次第

自分の条件に合った人がいない、お見合いやマッチングを申し込んでも相手からOKがもらえない。このようなことが続くと婚活疲れになってしまいます。結婚についての理想や願望が強すぎると完璧を求めてしまって身動きが取れなくなってしまいます。結婚に限った話ではありませんが、世の中に完璧というものは存在しません。

「そうなのか、そうだよね。どんなに条件が良いとされる人と結婚しても、不平不満を並べていたら、その結婚は良い結婚だったとは言えなくなる。良い結婚だったかどうかは、これから私が作ってくものなんだ。」結婚相手を選んだ瞬間に、全てが決定づけられるかのように思い詰めていた私の肩の力がすっと抜けるようでした。

筆者も友人との会話の中で幸せな結婚について気付かされています。婚活で結婚相手を選んだとして、それが正解だったかどうかを決めるのは他の誰でもなく自分自身なのです。結婚相手を見つけて終わりという意識ではなく、どんな相手を選んだとしてもこれから幸せな結婚生活を送るための努力をする必要があると考えてください。

まとめ

婚活に疲れしまったときにすることを紹介させてもらいました。

婚活を通じてお相手の方を見つけ、結婚する。これは婚活の目標ではありますが、婚活が終わったからと言って人生が終わるわけではありません。あくまで結婚は人生の一つの要素であると考えを改めることで婚活疲れから立ち直るきっかけとならば幸いです。

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