①からの続きです。
①では話し合いができない夫婦の例としてうちの両親を紹介しました。話し合いができないせいで喧嘩も多くいつ離婚してもおかしくない。
ただ、不思議なことに離婚しないんですよね。定年退職後の熟年離婚ってありますよね。離婚してお互いに好きなことをすれば良い。父は好きなテニスと登山を極められるし、母は新たな恋を探したって良い。
なのに……なのにですよ??
蓋をあけたら、定年退職した今も二人で同じ家で結婚生活を続けています。
私が思うに、うちの両親は話し合いをしなくても、まぁ良いやって何だかんだ冷却できて……っていうのがもう当たり前になってるかなと。
ここでは「まぁ良いや」っていうのが大事です。「解決してないけど、まぁ良いや」です。
「まぁ良いや」って思うから、「そんなら離婚よ(だ)!!!」ってならないんですよね。
話し合って譲り合うとか、納得する言葉が欲しいとかいう解決や納得を諦めているんですよね。
結局、結婚に必要なのは、諦めと忍耐なのかな?
そして、うちの両親は結婚して30年以上、何度も言い争って喧嘩して「いつものこと」と何とか諦めながらやってきたわけなのですが、みんながみんなそういうわけにはいかないですよね。
こらえ性の無い私は、父みたいな夫だったら早々に逃げ出しているかもしれない。
いや、確実に逃げ出している。
私は自分を理解してくれることを諦められないと思う。夫が私の気持ちを分かってくれないと我慢できない。笑
私みたいな人が話し合いの出来ない相手と結婚すると、我慢できずに勢いで「離婚してやる!!」と言って、若さと行動力で離婚届けを用意しちゃって引っ込みつかなくて……っていうこともあるかもしれない(そんなことないって?笑)。
離婚までいかずとも、喧嘩してる間はモヤモヤして気持ちの良いものではないですよね。うちの母は父と離れることによって2、3時間で冷却していますが、結婚してすぐの頃はもっと時間がかかったかもしれない。もっと言えば、冷却すること=モヤモヤの解消ではないので、小さなシコリが積もり積もって、いつか本当に離婚ということになるかもしれない。
ひとりで冷却してまぁ良いやと思うのも、時には良いかもしれません。しかし、ふたりで話し合って落としどころを見つけたり、相手の気持ちも汲んで話をした方が、早くモヤモヤを解消できて楽なんですよね。
私は、一度の過ちや一度のすれ違いすらも許せない・我慢できない人には結婚生活は無理だ、と思っています。
だからといって、じゃあ自分には結婚は無理だな……と思う必要はありません。
こういう人でも
「この人なら許せる」
「この人なら一緒にやっていけるかも」
と思える人を探していくのが婚活なんですよね。
次の記事『結婚相手には、話し合いができる相手を!③』では、わたしたちが話し合いのできる夫婦でよかった……というエピソードを紹介させて頂きます。
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