結婚相手には、話し合いができる相手を!③

の続きです。今回で最後!

①、②では、話し合いができないとそれが積もり積もって離婚になることもある、円満な夫婦生活を送るには話し合いでトラブルを解決することが必要という内容でした。

話し合いができないと100%離婚するのかというとそうでもないですが、
ストレスは多いだろうな、
建設的じゃないよな、
いつも離婚の危機と隣り合わせかもしれない、
と思っています。

なら私たち夫婦はどうか、ということで先日の夫とのやり取りを掻い摘んで紹介します。

あるとき仕事のことで夫が落ち込んでいました。

その時、私はすぐに、あぁこれは落ち込んでいるな、と気づきました。

(余談ですが、何も言わないけど男性の気落ちなどの変化は本当にわかりやすくて、それが微笑ましいですよね。逆に私は悩みを黙っていることができないので、すぐに「こんなことあって、こうで、こうなったんだけど、どう思う!???」と夫に話してしまいます……)

で、落ち込んでいる夫を励まそうといろいろ話してみるのですが、私は夫のプライドに関わるようなところに触れる言葉を言ってしまったようで、ちょっとムッとした夫にかる~く嫌味を言われました。

え……
私は励まそうとしたのに、なんで怒ってんの……
はいぃい???

と、こちらも少しヒートアップ。

結婚して〇年、出会って〇年が経ちますが、夫の嫌味を初めて聞きました。笑
ああ、この人は怒るとこうなるんだ、というのを初めて見ました。それ程までに今まで夫が本気で怒る事件は無かったわけなのですが。

最終的に「じゃあちょっと黙ってて」と夫は言いました。言われたくなかったこと、今は聞きたくなかったこと、的外れなことを私は言ったようです。

「……そう。……なら分かった」

と、落胆した私はとりあえずトイレに行きました。

私は、落ち込んだ夫を励ますことに失敗したわけですね。励ますどころかもっと怒らせたか、傷つけたか、とにかく無駄なことをしたのかもしれないと思いました。悲しくて、悔しくて、不甲斐なくて、涙が出そうでした。

はぁ……夫が私に「黙ってて」なんて言った。

その事実はムカつくことなので、もう夫の仕事のことで私が悩むのは辞めよう、余計なことは言わずに、黙っててと言うならそうしよう。煮詰まってるあなたに新しい視点での話をしてみようとか、精神的な励ましとかはいらないわけね。はいはい。

ここで一旦、私の心は完全に冷え切りました。ダイヤモンドダストがキラキラしていました。

でも、トイレから出ると、夫がいて

「ごめんね、そよちゃんは励まそうとしてくれたんだよね。でも、仕事のことで落ち込んでるから、励ますなら仕事以外の話をしたりして気分を変えて欲しかったんだ。仕事のことで悩んでいるときに仕事の話をされると……」

「ごめん」って言ったかどうかは覚えてない(笑)んだけど、たぶん言ったような?気がする。

夫が気持ちを話してくれたことが私は嬉しくて、泣きたくなった。

私「あーそうか、それなら私もごめんね。違う話をした方がよかったんだね。私は、少しでも行き詰った仕事に新しい風が吹けばと思ったから言ったけど、方向が違ったのね」

夫「うん」

私「あーやっぱり、話をするって大事だね。このまま冷え込んで離婚かと思ったよ~話し合いができる夫婦の大切さを知ったね〜」

というわけで、そのあと、笑顔でおしゃべりをして仲直りしました。

謝ること、自分の思いや考えを言葉で伝えることは本当に大事だなぁ、と実感しました。

いつも冷静沈着な夫ですが、切羽詰まって妻の話も聞き流せなくなることがある、と知りましたw
もちろん、妻だからこそお前(近い人)に言われたくない、という心理もあるかもしれませんけどね。

でもそうなったとしても、ちゃんと自分のいけなかった所を冷静に謝れる、その後に建設的な話ができる一時的にプライドを傷つけられたとしても殻に籠ってしまわない柔軟性を持つことを知りました。

このまま無言で寝てたら次の日も何となく微妙な雰囲気のまま蟠りを引きずって、絶対に良いことにならなかったなと思います。

早く謝れば、早く気持ちを楽にできます。

まぁ当初の夫の仕事の悩みという問題は何も解決していない。
解決してないんだけど、夫婦仲が悪いともっと切ない、と思うのです。

なにせ結婚相談所ですしね。

解決してないけど前向きに行こうという結論になりました。

こんな感じで、この結婚相談所を運営する夫婦は、仕事の危機も夫婦の危機もちゃんとある「普通の夫婦」です。

ちなみに、私たちは最初の何年かは喧嘩らしい喧嘩をしたこともほとんどなかったけど、私の両親は新婚旅行で既に大ゲンカしていたらしいです。(あーやっぱりかw)

「喧嘩しない夫婦」もアリだけど、「喧嘩しても仲直りできる夫婦」……
それが「話し合いのできる相手」ということなんですね。

そんな運命の人に出会えるよう、お手伝いさせて頂きたいと思います。

ご連絡お待ちしております。

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